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【日本三大餃子】ご当地餃子「宇都宮」「浜松」に新勢力 福岡・八幡餃子とは?【特徴】

ご当地餃子と言えば皆さんはどこの餃子を思い浮かべますか?

宇都宮でしょうか?浜松でしょうか?

私は宇都宮餃子です!(住んでいるところが近いだけ。笑)

 

福岡、北九州市の八幡餃子は知っていますか?

宇都宮餃子や浜松餃子と比べると知名度は低いのですが、日本三大餃子のひとつです。

テレビ番組 ジョブチューンで特集されるということで、気になったのでそれぞれの特徴をまとめてみました。

 

栃木 宇都宮餃子の特徴

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栃木県宇都宮に餃子が普及したきっかけは、満州に駐屯した陸軍第十四師団が帰国したときに本場の餃子を持ちこんだこととされています。

 

宇都宮市内には餃子専門店と餃子を扱う料理店が合わせて約200軒あります。

 

野菜が中心の甘味のあるのが特徴です。

一般的な餃子は肉やにんにくがたくさん入っていてジューシーですが、宇都宮餃子にはほとんど入っていません。にら、ねぎ、キャベツなどの野菜が中心に入っています。ヘルシーで野菜の甘味が味わえます。

 

タレは酢だけで食するのが宇都宮スタイルといわれることがあるそうです。

 

水餃子・揚餃子・焼餃子・スープ餃子など、店舗によりさまざまなスタイルの食べ方が存在します。

 

 

 

静岡 浜松餃子の特徴

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大正から戦前、静岡県浜松市には多くの中国人がいたため、当時から焼き餃子を出している中華料理店が多かったため、根付いたと言われています。

 

浜松市は餃子専門店が約80軒あり、餃子をメニューとして出す飲食店を含めると300軒以上で食べることができます。

 

キャベツをたっぷりと使うのが特徴です。そのため甘味が強い餃子です。

 

また、円形に焼くという特徴があります。

戦後当時、焼き餃子は屋台で売られていました。しかし、屋台で餃子を焼こうにも、当時はフライパンしか有りませんでした。ところが、評判の餃子の屋台では、一度に多くの餃子を焼く必要がありました。そこで考え出された、円形焼きが今も残っています。

 

モヤシが添えられているのも独特のスタイルです。

これは石松餃子の先代が、餃子を丸く並べて焼く時に出来た中央の空間に、店のサービスで茹でたモヤシを添えた事が始まりです。

 

 

 

福岡 八幡餃子の特徴

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世界遺産として有名な八幡製鐵所がある、福岡県北九州市八幡地域の餃子は八幡餃子と呼ばれています。かつて、八幡製鉄所で働く労働者は、安くてスタミナが付く食材を好んで食べていました。こうして餃子文化が浸透したといわれています。

 

現在では餃子専門店、ラーメン店など、市内の60店舗以上で食べる事ができます。

 

八幡餃子は多種多様で、大きく分けて以下の4つの特徴で分類されます。

①鉄なべ系

あつあつの鉄なべに乗せてそのまま出すスタイルの餃子です。起源は「本店 鉄なべ」。

②中国本土系

本場中国の餃子に近いです。皮が厚めでジューシーな具が使われています。

③ラーメン系

水の代わりにラーメンの豚骨スープで餃子を焼きます。ラーメン店で発展を遂げた餃 子です。

④お母さんの味系

昔から八幡の食文化として根付いていたため、多くの家庭で餃子がよく作られていました。食堂でよく出されます。

 

八幡餃子は関東の餃子に比べて小さく、皮と餡のバランスを重視しています。また、九州発祥の調味料である柚子胡椒を薬味に使うことも特徴です。

 

 (八幡餃子はAmazonでは見つかりませんでしたorz)